真夏の夜の怪談 前編
唐突ですが、そろそろ夏なので怖い話でもしましょう。
僕が小学生の頃、よくおじいちゃんの家に泊まっていました。
おじいちゃんの家は自宅から徒歩15分くらいのところにあるのですぐに遊びに行けます。なぜそんなに近くにあるのによく泊まりに行っていたかとうと、当時僕の親は厳しく10時までには寝ないと怒られました、しかしおじいちゃんは夜更かししても怒らないので普段は見れない深夜番組を見ることができたからです。
8月の中旬頃、その日も普段通り夜更かしをして深夜番組を見ていました。おじいちゃんは先に寝てしまっていたので1人でテレビを見ていました。深夜2時頃僕も眠くなってきておじいちゃんの寝ている寝室に行きました。
寝室へ行くには長い廊下を歩いていかなくてはなりません、僕はその廊下がとても怖かったのでいつも明かりを全部つけて移動していました。
でもその日は明かりを付けずに寝室へ行ってしまったのです‥‥
後半へ続く CV キートン山田